サファイアガラス 人工的に作られたサファイアのガラスだが、天然サファイアと同等の硬度を持つ。人エサファイアをカットし研磨したもので、傷つきにくく防湿性に優れ、透明度が高いので文字盤が見やすいなどのメリットがある。加工が難しいため高価で、主に高級腕時計の風防に使われている
三針時計 時針、分針、秒針のみのシンプルな時言十のこと。三針が全てセンターにあるタイプや、スモールセコンドなど秒針が離れたタイプも三針時計と言う。日付窓の有無は関係ない
3番カナ 2番車から動力を受けて3番車を回転させるための歯車。3番車の真軸を覆うように付いている
3番車 2番車から伝わってきた動力を4番車へと伝える働きをする増速歯車。基本輪列を構成するパーツのひとつ
GMT グリニッジ・ミーン・タイムの略で、1884年に国際子午線会議で決められたグリニッジ標準時のこと。イギリスのグリニッジ天文台での天体観測を元に決められた時刻で、昔は世界標準時とされていたが現在では原子時を元にした協定世界時が使われている。また、第2時刻が読みとれるワールドタイム機能を意味することもある
地板 ムープメントのパーツを組み込むための母体となる全属製の基盤のこと。ゼンマイや脱進機など様々なパ」ンがこの地板と受け板の間に収められて動いている
時差 地球上の2地点問での標準時間差のこと。経度15マ1時間の時差となる。グリニッジ標準時が基準となっているため、イギリスから何度差があるかで決まる。日本とイギリスとの経度の差は135度なので時差は+9時間となる
時差修正 時計を動かしたままで、時間単位の時刻修正ができる機能のこと
指示差 時計が示す時間と標準時間(協定世界時)との差
シースルーバック 裏蓋に透明な素材(サファイアガラスなど)を使うことによってムーブメントの動きを見ることができる仕様のこと。ブリッジの不要な部分を切り抜いて、両面から透けて見えるものをスケルトンと言う。どちらも高級時計に見られる
姿勢差 地球には重力があり、重力は一定方向で一定の大きさでも脱進調速機は様々な姿勢になる。その重力の影響によって生じてくる誤差を姿勢差と言う。置き時言十や掛け時計なら一定だが腕時計は常に時計が動いているため誤差が生じやすくなる。その誤差を滅らすための機構がアブラアン・ルイ・ブレゲが発明したトゥールビヨン機構である
ジャイロマックステンプ テン輪の外周上に付いているチラネジの代わりに、天輪上に取り付けられたC形のピンに調整ウェイトをはめ込んだテンプ1949年にパテックフィリップ社が特許を取得した調速機構で、チラネジ付テンプよりも計時精度が向上した
ジャンピングアワー 分針が1周する動力を利用して時を示す文字盤を瞬時に動かす機構。つまり、正時になると同時に文字盤の数字も動く機構のこと
18金イエローゴールド ー般的には純金75%、銀と銅を25%の合金を指し、18金イエローゴールドと呼ぱれる。ケースやブレスレットの素材として使われているが、ムーブメント部分にまで及ぶメーカーもある
ジュネーブサロン 1991年にカルティエグループがジュネーブで開催した内覧会で、翌年から年1回のサイクルで時計展示会として開催されることになった。現在ではリシュモングループを中心として14ブランドが参加している
ジュネーブ・シール ジュネーブ市が制定した、クロノメーター規格よりもさらに厳しい規格に合格した時計に与えられる認証。ムープンントの品質や組み立てなど、最高レベルの基準にクリアしたムープメントにはジュネーブ市の紋章が刻印される。取得しているのはパテックフィリップが中心
植字 文字盤に小穴を開け、はめ込むタイプのロゴやインデックスのこと、またはインデックスなどを取り付けることを指す。アップライトとも言う
シリアルナンバー ひとつひとつの時計に付けられる通しの固有番号。シリアルナンバーで製造年月を管理しているメーカーもある
振動子 振動する物体のことを言い、時を刻む基準となる。調速機に使用される振り子やテンプなどがある
振動数 振り子時計では振り子が機械式時計ではテンブクォーツでは水晶が揺れる回数のことを言う。基本的に振動数が多くなれば時計の精度は上がる杖その分摩擦や摩耗も激しくなる。そのため耐久性に問題が出てくるので、高振動数だからといって必ずしも高精度ということにはならない
スイス公認クロノメーター協会 ジュネーブに本部を置き、時計の品質向上を目的とし設立されたクロノメーター規格の試験を行なっている機関。その他時計精度の検査なども行なっている
スクエアケース 四角形のケースのことで、基本的には文字盤も四角形のデサインをしている
スクラッチプルーフ 1962年にラドーが開発した超硬合金素材。炭化チタニウムとタングステンから成り、特殊加工技術で磨き上げられているので耐傷性に優れている
スクリューバック タイバーズウォッチなどに多く使用されるねじ込み式の裏蓋のこと。気密性と防水性を高めるために、通常パッキンと組み合わせて使われる。各メーカーのモデルに合わせて、専用オープナーがあることが多い
スケルトン 地板やブリッジを透かすことによって、内部構造が両面から見えるようになったもの。シースルーはシースルーバックと言い、裏蓋が透明で機械が見えるもののこと
スケルトン針 時針、分針の全体または先端がくり貫かれたようなデザインの針。先端が菱形にくり貫かれたものは通称「亀頭針」と呼ばれる
スプリットセコンドクロノグラフ ラップタイム(中間地点から次の地点までの経過時間)を計測することができる機能を持ったクロノグラフ。スタートを押すと2本のクロノグラフ針が計測を開始する。途中でストップ用のプッシュボタンを押すと1本だけ止ま1人経過時間を計ることができる。再びプッシュボタンを押すともう一本の秒針に追いつき、再度計測し始める
スムーズテンプ バランスを調整するチラネジやアジャストスクリューネジがないシンプルなテンフニ設計段階でバランス調整が行なわれている。温度による膨張率の少ない金属で作られていて、チラネジ付きのテンプのように温度補正の必要がない
スモールセコンド ー般的な時計は秒針が時針、分針と同じセンターに付いている(センターセコンド)瓜スモールセコンドとは時分針から離れた場所に秒針を持つインタイヤルのことを言う。小秒針とも言う
スモールダイヤル クロノグラフなどに付いているタイヤル(文字盤)の中にある小さなタイヤルのこと。
インダイヤルと同義語
スライディングギア クロノグラフでストップウォッチをリセットする時に働くギアで、反時計回りに移動することによってスライディングギアに付いた歯車とクロノグラフランナーに付いた送り爪との接触を避ける
世界時計 文字盤やベゼル部分に世界の主要都市名と標準時が書かれてお1人それを合わせることによってその都市の時間を表示することができる時言十のこと。海外旅行などに行っても時差を計算することなく時刻を読みとれる。ワールドタイムウォッチとも言う
セコンド針 セコンドつまり秒針のことを指す。文字盤中央にあるものをセンターセコンドと言い、インダイヤル内にあるものをスモールセコンドと言う
センターミニッツレコーディング 文字通りセンターの針が分積計算針になっていて、インダイヤルの分針を持たないクロノグラフのこと。スタートボタンを押すと、センターの分針が長針と同じように連続して動きながら測定を開始する
ゼンマイ 機械式時計の動力源。香箱に収められていて、香箱真に巻かれたゼンマイか二戻る力を利用して機械式時計は動いている。昔はスチールを使用していたが、現在ではニバフレックスなどの特殊鋼が使われている